自慢のチーム力
チーム学校
チームで取り組む子どもたちの支援
横浜の学校では、担任、学年主任、児童支援専任教諭・生徒指導専任教諭、養護教諭、特別支援教育コーディネーターなど、様々な役割を担った教職員が互いに連携し、「チーム学校」として子どもたちの成長に寄り添っています。
児童支援専任教諭・生徒指導専任教諭
学級担任をせず、児童生徒の支援や指導を専任する教諭。児童生徒の抱える諸課題への未然防止、早期発見、早期解決のため、校内の中心的な役割となり、支援体制を整えて担任をサポートしている。小学校では「特別支援教育コーディネーター」を兼務。
特別支援教育コーディネーター
各学校における特別支援教育の充実に向けて、中心的な役割を担う教諭。保護者からの相談窓口を務め、担任や保護者、特別支援学校、福祉・医療機関などの関係者と連携し、支援体制を整えている。
チーム岸谷小学校の先生方に伺いました!
Q.自身の役割と日々心がけていることは何ですか?
児童支援専任教諭(高学年ブロックリーダー) 宮佐 千尋
子どもたちと先生が元気に学校に来てもらえるように、子どもも先生も支えることです。どんな支援が必要なのか、支援を行うために学校としてどんな体制を整えるべきかを考えます。困っているのは子どもだけでなく、先生もその子のためにどうしてあげたらよいか困っていることがあります。子どもと先生の困り感をできるだけ早くキャッチできるように、日頃から観察・声かけ・聴くことを心がけています。
養護教諭 中島 梢
学校では様々な背景をもつ児童が在籍しています。養護教諭は、保健室でけがや病気の応急処置を行うとともに、学校内の保健センターとしての役割をしっかりと果たすことが重要だと考えています。そのためには、来室した子どもの話をていねいに聞き取り、担任を始めとする教職員やカウンセラー、医療機関などと情報共有・連携などを行い、その子にとって必要な支援に繋げていくことを意識しています。
6年学年主任(高学年ブロックメンバー) 高橋 惠
子どもたちが着実に成長していくための計画や目標を、常に共有できる雰囲気づくりに努めています。そして、高学年のメンバー一人ひとりの考えを大切にしながらチームをまとめています。トラブルに対しては、高学年ブロックだけでなく、児童支援専任教諭、養護教諭とも連携し、迅速、かつ適切に対応するよう努めています。「ひとりで抱えこまない」ということを大切にしています。
5年学年主任(高学年ブロックメンバー) 松澤 翔太
学年主任として、学習の進捗状況を確認して授業プランを相談したり、児童指導などの点で悩んでいることや困っていることなどを共有したりして、チームで一緒に課題に取り組んでいます。
どんなことでも常に話せる雰囲気をつくることを意識しています。
6年担任(高学年ブロックメンバー) 馬場 愛納
6年生の担任として、学年主任の先生とよく話し合いながら計画を立てて授業を進めています。子どものことや授業のことで困ったことがあれば、すぐに相談しています。また、児童支援専任の先生とも連携を図り、迅速な対応ができるよう心掛けています。高学年ブロックとして5年生の先生方とも協力をして授業を進めることがあります。「報告・連絡・相談」を大切にしています。
Q.チームがあって良かったことは何ですか?
5年担任(高学年ブロックメンバー) 田邊 未来
児童への対応や指導について迷ったときや困ったときに、一緒に考え、対応してくださる先生方がいると、安心して指導をすることができます。また、その日に気になった児童の様子などについても日々共有することができ、早期に対応すべき内容があればすぐにチームで対応できることがとてもありがたく思います。