横浜の教育

外国につながる子どもたちへの支援

様々な価値観の中で学び合える環境を整える

 国際都市である横浜には、外国につながる子どもたちが数多く在籍しており、学校の中で世界を感じることができます。外国につながる子どもたちができるだけ早く学校になじみ、国籍に関係なく、多様な価値観の中でともに学び合える環境を整え、多文化共生や他者を尊重する力を育んでいます。

国際教室

 日本語指導が必要な児童生徒が一定数以上いる学校に、国際教室を設置し、担当教員が日本語指導だけでなく、教科指導や生活適応指導等も行います。

日本語教室

 専門的な資格を持つ日本語講師が、基礎的な日常会話や文字の指導を行います。小学生は在籍する学校で、中学生は市内5か所にある「集中教室」で日本語指導を受けます。

母語通訳ボランティア

 授業中に子どもの横で授業内容の通訳を行ったり、転入学時の説明、個人面談、家庭訪問などで保護者への通訳を行ったりするボランティアを派遣しています。

日本語支援拠点施設「ひまわり」「鶴見ひまわり」「都筑ひまわり」

 来日間もない子どもたちに、集中的な日本語指導や学校生活に適応するための指導のほか、子どもと保護者向けの母語によるガイダンスも行います。

日本語指導者養成講座

 国際教室担当教員や日本語指導に関心のある教員を対象に、研修を行います。講師は日本語指導が専門の大学教授などが担当しています。